今日の読了本『パリ陥落 ダンケルクへの敗走』
・ジョン・ウィリアムズ『パリ陥落 ダンケルクへの敗走』
第二次世界大戦初期、フォニーウォー(まやかし戦争) と呼ばれる停滞期間の後、1940年5月10日にヒトラー率いるドイツ軍が西部方面への進撃を開始してから、同年6月25日に全戦域での戦闘中止命令が出されフランスが敗北するまでの45日の戦場とフランス指導者たちの動きを追う。
……そりゃあフランス勝てないわ。
うん、わたしフランス軍は負けたとはいえもうちょっと道理の立つ負け方をしたんだと思ってましたよ。まさかここまで自滅的だったとは。
そりゃあここまでグダグダではマンシュタイン計画にも機甲部隊の集中運用にも対応できないよ。
『バンセンヌの総司令部が有名無実であったことを、最も端的にものがたっているのは、そこに、無電通信の設備がなかったことである。連合軍総司令官兼フランス軍総司令官ガムラン将軍は、指揮下の司令官と無電連絡することさえできなかったのである。』
| 固定リンク
コメント