蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza
TVシリーズ、前作『アルス・ノヴァDC』を受けてのアニメシリーズ完結編。
原作とは異なるストーリーラインに展開したアニメシリーズに、原作で重要な働きを見せるキャラクターや設定を放り込んできたときはどうなるのかとハラハラしていましたが、それらをきれいに再構成し、ラストシーンまできれいにつなげて見せたのはお見事。潜水艦伊401とそのクルーの物語はきれいに完結しました。
海戦アニメの肝である戦闘シーンが実に素晴らしかったです。TVシリーズではやれなかった多対多の艦隊戦!大海原を縦横に駆け巡る蒼き艦隊と霧の生徒会の大激突!それぞれの能力が激突する三次元海戦!
目まぐるしく動く戦闘シーンの中で、両陣営の各キャラクター・各戦闘艦の個性が印象的に描かれていて目が離せない。超重砲をオミットした代わりに何か一つだけ特化した超性能をもつ特化型重巡洋艦ミョウコウ姉妹の特殊戦闘とか、すっかりビックリドッキリメカ担当になってしまったヒュウガ博士とかな!
TVシリーズではあまりクローズアップされなかった戦闘要員としてのクルーの活躍が描かれていたのもうれしい展開。そして対空機銃が!あれアクセサリーじゃなかったんだ!
あの戦艦のあの戦術!あんな戦法をとる戦艦見たことない!(ジャガーバルカンは空母なのだ)
……なんだかんだ言ってコンゴウさま、割とイオナからの精神汚染を受けてるよな。具体的に言うとあのガチ殴り志向。
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