ブリッジ・オブ・スパイ
ベルリンに壁が建てられた時代。冷戦の真っ只中。アメリカで逮捕されたソ連のスパイのスパイの弁護人を任命された一人の弁護士が何を守り、なにと戦ったのかという物語。国家の思惑が入り乱れる中で戦った男たちのタフな物語。
派手なアクションもほとんどない交渉映画ですが、これを地味で退屈な映画にしないのはさすがのスピルバーグ!
起こった出来事自体はシンプルなので、ただ見ているだけでも面白かったけれど、画面にちりばめられた数々のガジェット、意図的に対比させるシーン構造などの情報量が多いのでかなり取りこぼしてる気もする。繰り返し見たいけど連続してみるにはハイカロリー。
さりげなく画面に登場するレトロ・ガジェットの数々はケッテンクラート症候群の人間を喜ばせてくれます。物語のメインに関わる高高度偵察機U-2を地対空ミサイルS-75ガイドラインが撃墜するシーンの描写はガジェット分は控えめだけど、緊迫した描写がスリリング!
あと、ラストに流れるその後の彼ら。ドノヴァンのその後があまりにもドノヴァンすぎて噴く。ちょっと待って実在のモデル!?
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