メスしかいないサラマンダー、驚きの利点判明 近縁のオスのDNAを「盗難」、失った体がより速く再生
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/051200165/
>メスのみのサラマンダーは、集団に属さない近縁種のオスが生息地に
>残していく精子からDNAを盗むということだ。メスはそのDNAを卵の授精に
>使うわけではなく、自分自身のゲノムに単に加えるのだ。
なんという斜め上の機能!
>したがって彼女たちの中には、たいていの動物のように染色体を
>2本1対ではなく、3本、あるいは4本を1組として持つ者がいる。
>東ミシガン大学の進化生物学者で、トラフサンショウウオ属のサラマンダーを
>研究するキャサリン・グリーンワルド氏は、自らを「サラマンダーの
>親子鑑定人」と呼ぶ。メスだけのサラマンダーにみられる複雑で多様な、
>ごちゃ混ぜのゲノムが、どの種のオスに由来するのか調べることに労力を
>費やしているからだ。おかげでこれらのメスには学名もつけられていない。
動物界すげぇ!
実際、両生類の話を聞いているとその生命機能の進化っぷりのバランスがぶっちぎれていて面白い。高度でテクニカル(繊細)な機能を持っているのに根本のところのつくりがアホみたいにクルード(粗雑)過ぎる!
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