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2020/01/23

マーサ・ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』

 とある事件の結果として人間的な(と言うと嫌がりそうなので情緒豊かと言い換えよう)自我を得てしまった暴走ロボットの「弊機」。人見知りで引きこもり傾向で連続ドラマが好きでグチが多くてなんのかの言っても人に甘い主人公が魅力的な物語。
 戦闘能力は高いけど興味のないことには物知らずで(人間とはちょっと違うメンタリティで)感情的な「弊機」の一人称視点で物語は語られるので、割とシリアスで殺伐な場面も奇妙にとぼけた風味があってたまらない。
 『叛逆航路』の主人公と会話させたい。

『警備ユニットの暮らしは最悪です。さっさとボット操縦船にもぐりこんで連続ドラマに耽溺するワイルドな暴走生活にもどりたいものです』

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2020/01/09

マイク・レズニック死去


 『サンティアゴ』『キリンヤガ』『スターシップ』などのSF作品で知られるマイク・レズニックが亡くなられたとのこと。なんということだ!
 いずれ劣らぬ名作ぞろいでしたが、特に『サンティアゴ』は“カッコいい”が山のように詰め込まれた素晴らしい作品でした。東京創元社さまにおかれましては、今、この時こそ追悼で『リターン・オブ・サンティアゴ』の翻訳をお願いします!
 あとは、レズニック風味の『スタートレック』といった味わいの『スターシップ』のシリーズも続きが読みたかったなぁ。いや、英語版では出てるんだけどね……。

彼は彗星を父に、宇宙風を母に持ち、惑星をまるで羽毛のようにもてあそび、欲望を駆りたてるだけのためにブラックホールと格闘するという。彼は決して眠らず、両目は新星よりも明るく輝き、叫び声は山をも鳴らすという。その名はサンティアゴ

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2020/01/01

新年初映画『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』『鉄男 TETSUO』『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』

 

 2020年の映画ライフが『鉄男』で始まるのはイヤだったので別の映画に行く予定を前倒ししましたよ。

・劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』

 タイトル長ーい!
 タチの悪いパロディから意外なコラボ、そして真っ正面からの熱血ロボットアニメ、TV版の集大成といえる良い映画版でした。
 あれとかこれとかがアレしたりコレしたりするとは全く思いませんでしたよ!

……そして、

 

・30周年記念リバイバル上映中『鉄男 TETSUO』『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』

 終了&ホテルに帰還。
……おそらくこれが映画館で観る最初で最後のチャンスだからって、どうしてぼくは年始めからこんな暗くて人気のない道を帰るのが怖くなるような映画を観てしまったのだろう。こうなるのは分かっていたのに!

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