マーサ・ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』
とある事件の結果として人間的な(と言うと嫌がりそうなので情緒豊かと言い換えよう)自我を得てしまった暴走ロボットの「弊機」。人見知りで引きこもり傾向で連続ドラマが好きでグチが多くてなんのかの言っても人に甘い主人公が魅力的な物語。
戦闘能力は高いけど興味のないことには物知らずで(人間とはちょっと違うメンタリティで)感情的な「弊機」の一人称視点で物語は語られるので、割とシリアスで殺伐な場面も奇妙にとぼけた風味があってたまらない。
『叛逆航路』の主人公と会話させたい。
『警備ユニットの暮らしは最悪です。さっさとボット操縦船にもぐりこんで連続ドラマに耽溺するワイルドな暴走生活にもどりたいものです』

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