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2020/12/30

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

公式サイト:https://cyranoniaitai.com/


5時までに第一幕を書き上げろ」

……まだ書き始めてもいない」


19世紀末のパリで食い扶持のためにそれなりにウケのいい作品を上演しなくちゃならなくなった演劇人という名の山師たちが、わずか三週間後の開演日までに即興でシナリオをでっち上げながら「100年先にも上演される名作」を創り上げるまでの物語。控えめに言っても最高だった。


「どうかしてる」

「ああ、劇作家だからね」


主人公の脚本家の周辺で起きる事件が『シラノ・ド・ベルジュラック』本編の出来事にリンクして、その影響で制作中の作品のクオリティが上がっていくのだけれど、シーンごとの演劇人たちの物語とシラノの物語のバランスの取り方が丁寧で、あくまでもこれは演劇人たちの物語として描かれており……しかし、だから、そして、「最終幕」の演出には絶頂するしかなかった。


「芸術家ども無法者たれ!」


定番の「原作を知らなくても楽しめる」云々についてはどうだろうかなぁ……。流石にあらすじくらいは知ってた方がいいよなぁ。あと、この手の映画なので同時代の有名人有名事件の知識があるとニヤリとできます。


エンドロールで歴代の「シラノ」の記録映像やオリジナルメンバーのブロマイドが流れる演出も嬉しい。いやまあぼくは1990年のジェラール・ドパルデュー主演の映画しか観てないんだけどな!


来月か再来月に福島に来たらまた観に行く。

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