2018/02/12

今日の読了本『六道先生の原稿は順調に遅れています 二』

・峰守ひろかず『六道先生の原稿は順調に遅れています 二』

 文学賞を受賞したり、熱心なファンに出会ったり、友達(?)が出来たり、六道先生の表情が喜怒哀楽コロコロと変わる巻でした。
 若者と年寄りを都合よく使い分ける六道先生ズルいあざといかわいい!

水をぶっかけられようが、脚をひっかけられようが、構わず先に進んじまえ。もっと面白いことが待ってるってのに、くだらない仕返しなんかにかかずらわってるヒマはないだろう?お前とお前の敵だけで、世界は出来上がっちゃいないんだ!

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2018/01/04

今日の読了本『虚ろなる十月の夜に』

・ロジャー・ゼラズニイ『虚ろなる十月の夜に』

私は番犬だ。名前はスナッフ。
ロンドンの郊外で、御主人のジャックと同居している。

 2018年戌年の初読書は犬の一人称視点で語られる19世紀末のイギリスで行われる世界の変革をかけた魔術戦争の物語。

 切り裂きジャックに吸血鬼の伯爵、死体を繋ぎ合わせる博士、高名な探偵、そして……。19世紀末に活躍した怪人怪物が一堂に会するスーパーオカルト大戦。誰が敵か味方かもわからないバトルロイヤルで、旧き神々をめぐる魔術儀式を制するのはどちらの陣営か!?

 基本的にサツバツしているのだけど、ゼラズニイらしい軽妙なやりとりで空気は重くはないです。
 10月17日の新月の夜にみんなでワイワイしながら儀式の準備をするシーンが大好き。
 人間たちだけではなく、使い魔として使役される動物たちのキャラクターも実にいい。お気に入りはネズミのブーボー。あいつすごい。あと伯爵がかっこよくてずるい。

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2017/12/16

今日の読了本『アルスラーン戦記 天涯無限』

・田中芳樹『アルスラーン戦記 天涯無限』

 まあ……うん、かなりダイジェストでしたが、大筋としてはこんなもんなんじゃないでしょうか。
……まあ、これが十年前なら「おれはこんなものを読むために20年も追いかけたわけじゃない!」とか激怒してたとは思うよ。
 なにはともあれ、物語が完結したということは寿ぎたい。

 だが、とにかく、ヒルメス殿下には本当にがっかりだ!
 ギスカール殿下には幸せになってほしかったが仕方がない。
 そして、ラジェンドラ陛下があのようであったことに安堵する。

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2017/12/13

今日の&この二週間くらいの読了本

 もう長いことブログ記事もまともに書いちゃいないのに、読書記録とか映画記録までアップしなくなったら終わりだわよ?

・三田誠『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車(上・下)』
・東出祐一郎『Fate/Apocrypha』1~5巻
・『世界の名機シリーズ ドラケン/ビゲン』
・『世界の傑作機ホーカー・ハリケーン』

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2017/10/23

今日の読了本『最低の軍師』

・簑輪諒『最低の軍師』

 上杉謙信の関東遠征を、臼井城に集った約二千人の兵士とともに防ぎ切った戦国時代の謎の軍師・白井浄三の戦いを描いた戦記物。
 経歴不詳の怪人物の数少ない逸話を膨らませて、こことそことあそこのアレをリンクさせるのはさすがの簑輪マジック!
 そして、『最低の軍師』というタイトルの意味するところと、その答えに至るまでの流れが実にいいんだ。

 例によってマイナーな題材ですが、日本史に詳しくなくても楽しめます。
 大丈夫、俺なんて元の事件も人物も知らなかった上に、360ページくらい読み進んだあたりで浄三が名乗りを上げるシーンを見て、ふと思いついてググるまで主人公のこと創作人物だとさえ思ってた!

 『でれすけ』に続けて読んだのですが。スタートが(後の)上杉謙信の出陣で、主人公がそれに立ち向かう北条配下ということで、まさに北条との対立側である佐竹家が主人公だった『でれすけ』につながる歴史の流れを考えずにはいられない。諸行無常。

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2017/10/22

今日の読了本『でれすけ』

・簑輪諒『でれすけ』

 清和源氏の末裔、佐竹義重・義宣。彼ら親子の、歴史ある名家として、坂東武者として、敗者として、また挑戦者としての新時代との戦い。
 不屈の物語。

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2017/10/20

今日の読了本『モモンガの件はおまかせを』

・似鳥鶏『モモンガの件はおまかせを』

 知らない間に出てたよ第4巻。本屋で見かけてびっくりした。
 短編集かと思いきや、4つの事件が最終的に一つのテーマに終結するのはお見事。
 そしてシリーズの名探偵にして割と謎の人、鴇(とき)先生の謎の一つも明らかに!

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2017/10/19

今日の読了本『お世話になっております。陰陽課です4』

・峰守 ひろかず『お世話になっております。陰陽課です4』

 今回は歴史上の有名人が
 一巻から変わらぬテーマではありましたが、まさか、ここで「公務員としてのルール」が勝利の鍵になるとは!すごいぞ公務員魂!

「わたし達がしっかりしないで、誰がしっかりするんです!」

 そして一巻以来の再登場おめでとうございます、努力と誠実さの男、環境福祉局の磐倉局長。

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2017/10/09

今日の読了本『キノの旅XXI』

・時雨沢恵一『キノの旅XXI the Beautiful World』

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2017/10/08

今日の読了本『ロード・エルメロイII世の事件簿1~3』『絶対城先輩の妖怪学講座10』

・三田誠『ロード・エルメロイII世の事件簿 case.剥離城アドラ』
    『ロード・エルメロイII世の事件簿 case.双貌塔イゼルマ(上・下)』

 ああ、あの気弱でそそっかしい少年が良い男に育ったよなぁ。
 型月版金田一少年かと思いきや、きちんと魔術師の物語でありました。そして、ルヴィアゼリッタや蒼崎橙子といった同世界他作品からの越境ゲストが実によく働く。『strange Fake』でメインを張るよりだいぶ早く戦闘参加してるのなフラット少年。


・峰守 ひろかず『絶対城先輩の妖怪学講座』10巻

 件をはじめとした陸海空の予言獣の正体とその流行についての謎。
 一方、付き合い始めの恋愛初心者カップルはいろいろなものにどう折り合いをつければ良いのかという謎。
 二つの謎をいつものメンバーはどう解決していくのか!そして、どう横からつついて楽しむのか!

 さて、三足烏の伝承が日本だけではなく広くアジア、トルコ、地中海地方にも存在することを考えると、19世紀どころかそのはるか以前から「対応」した種が存在していたのではないだろうか?

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