2017/01/22

今日の読了本『ねにもつタイプ』『エリア51ジアザー3』

・岸本佐知子『ねにもつタイプ』
 翻訳者岸本佐知子の日常系エッセイ。エッセイとはいうのだけれど、小説のようでもある独特の描写が面白い。具体的にどう面白いかというと……これは良いホラー・ショートショート集ですよ!?
 うん、CoCやインセインのGMをやる人はシナリオのネタ本として手元に置いておくのオススメ。
 あと、読み物としても面白いよ。ネジが外れてて。

・久正人&峰守ひろかず『エリア51ジアザー』3巻
 久正人&峰守ひろかずのコンビが贈る『エリア51』番外編第三弾。
 アメリカ合衆国に密かに存在する異形都市エリア51に隔離され、母星に帰ることもできない宇宙人が巻き込まれたドタバタ劇。……というメインストーリーの脇で展開される駄洒落の嵐!実に酷いな!(絶賛)
 あと、オマケの掌編では原作本編で大いに活躍した人間の小さいあの人も出るよ!赤くて青くて黄色いののムーブが実に彼らしくて素敵!

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2017/01/15

今日の読了本『暗殺者グレイマン』

・マーク・グリーニー『暗殺者グレイマン』
 以前から薦められていたマーク・グリーニーの『暗殺者グレイマン』読みました。元CIA所属の凄腕暗殺者グレイマンことコートランド・ジェントリーが自分を狙う暗殺チームと血を血で洗う激闘を繰り広げながらヨーロッパを横断する冒険小説。すげぇ面白かった。

 主人公は業界的にも「最強の殺し屋」と知れ渡ってるレベルの伝説の殺し屋なので、敵側のフィクサーにも「グレイマンを殺したいだって?まず監視の専門家100人と各国正規軍特殊部隊員で構成された12チームのハンター部隊が必要だ」とか普通に評価されて、そのような兵力がぬかりなく手配され、油断なく対策されてたりする。

 一方で、この手の物語でありがちな「冷徹非常なプロの暗殺者が“取って付けたかのような”主人公的な人情ムーブでピンチに陥る」展開。そんな台無し展開でガッカリさせられるんじゃないかと不安に感じている人は安心してください。我らがジェントリーさんはプロフェッショナルの中のプロフェッショナルなのですよ?
……おお、敵以外に対してはこれっぽッチも冷徹非常じゃないから“最初から最後”まで「些細な良心」に動かされてピンチに飛び込んでいく男ジェントリー。
 でも伝説級の凄腕殺し屋だからボロボロになりながらも何とかするよグレイマン。

 なお、上の 「100人の監視役と12チームの暗殺チーム」の話は、ジェントリーが情に流されやすいことを認識している敵チームが、人質を確保したという情報がグレイマンの耳に入るように手配して、その人情に訴えて行動や移動ルートを制限した上でなおこれだけの戦力が必要だという話です。ツヨイ!

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2017/01/03

今日の読了本『お世話になっております。陰陽課です 3』

・峰守ひろかず『お世話になっております。陰陽課です 3』

 京都の街にこっそり紛れてる異人(妖怪)を担当する市役所職員のにぎやかな日常業務。今回は長命種族と人類が関わる上で避けて通れない話。しかも京都だものなぁ。

「この街の基準では、南北朝時代など最近なのだ」

 あっちのメンドくさい要素とこっちのメンドくさい要素が、ボードゲームオタクとか、わがまま女王様とか、都市伝説とかが、あれがこうして綺麗につながるとは!さすがの峰守方程式。

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2017/01/01

今日の読了本『絶対城先輩の妖怪学講座 九』

・峰守ひろかず『絶対城先輩の妖怪学講座 九』

 今年の初読書。
 今回は、妖怪界の騙しのスペシャリスト、狐と対決したり、人間関係に大きな変化が現れたりする九冊目。
……自分と同レベル同志向のオタクに出会った時の絶対城(ヒロイン)は本当に自分と同レベル同志向のオタクに出会った時のオタクだな(温かい目)

<ネタバレ>
 「俺でいいのか?」に始まる絶対城先輩の萌えムーブの数々よ!
 衝撃的なラストシーンですが、騙しのスペシャリストたるあのトリオが簡単にやられたとは思えない。

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2016/11/20

今日の読了本『亡霊星域』『メックウォリアーRPGリプレイ集1~4』

・アン・レッキー『亡霊星域』
 今回も派手ではないが面白かった。一巻目ほどではないけれど、独特の一人称視点からくる読み味は健在。最終巻となる次巻でアソエク星系がどんな嵐に巻き込まれるのか楽しみだ。

・黒田 和人『魔弾の射手―メックウォリアーRPGリプレイ集』
       『エニウェアの嵐―メックウォリアーRPGリプレイ集』
       『虚像たちのワルツ―メックウォリアーRPGリプレイ集』
       『終末へのカウントダウン―メックウォリアーRPGリプレイ集』

 本棚の片付けのつもりがついうっかり『メックウォリアーRPGリプレイ』を読みふけってしまうの巻。アージェ隊長の『バトルテック』じゃなくサモンジ隊長の方ね。そのまま小説版に手をだしかけたところで正気に返った。
 やっぱ『メックウォリアー』遊びたいな。でもシステム的な重さがなぁ。とりあえず、コンベなんかで使えそうなルールサマリーとか作ってみるか。

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2016/11/14

名探偵シャーロック・ホームズが落命した標高120メートルの滝

http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20161110/Getnews_1551753.html

>しかし彼の死は、あまりに無惨だった。宿敵であるモリアーティ教授と
>断崖でもみ合い、落差約120mの滝にのまれて命を落としたという。
>その終焉の地はスイスの静かな村に現在も残っているという。

>マイリンゲンでこの世を去ったことは、彼にとっても不幸中の幸いなのかもしれない。

……ライター氏の「つもり」は知らんが、テキストだけを見るとネタバレ防止を考慮したネタ的な書き方には読めないよなぁ。
 ということは、現地へと聖地巡礼しながらもシャーロック・ホームズのその後の展開をシャットダウンできるこのライター氏のネタバレ護身能力マジ高すぎ!

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2016/10/30

今日の読了本『彷徨える艦隊11 巡航戦艦レビヤタン』

・ジャック・キャンベル『彷徨える艦隊11 巡航戦艦レビヤタン』

 第二部最終巻読了。シリーズの(とりあえずの)終了にふさわしい一大クライマックス!陰謀、艦隊戦、大陰謀、大艦隊戦!
 黒い艦隊の秘密やダンサー族の謎の一端も明らかに。まさかあんなものがキーになるとは!
 100年の時間をかけて人類生存圏の端から端までを走り回るギアリー元帥の永く広大すぎる彷徨もこれでやっと一休み。お疲れ様でした。
……いや、作中時間でいつまで休めるか定かじゃありませんがね(気の毒なものを見る目)

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2016/10/29

キム・ニューマン『ドラキュラ紀元』のコミックス化決定!

http://www.bleedingcool.com/2016/10/28/titan-to-publish-comics-based-on-kim-newmans-anno-dracula-series/

 『吸血鬼ドラキュラ』の最終局面でヴァン・ヘルシングとその仲間たちがドラキュラの撃退に失敗し、その支配下に置かれた19世紀末イギリス。吸血鬼と人類が共存するロンドンを舞台に、謎の殺人鬼・切り裂きジャックを追って様々な人物がぶつかり合う。
 その特異な舞台設定と、吸血鬼ジャンル作品から手当たり次第にゲストを呼んでくる作風が多くのクリエイターに影響を与えた伝説の作品がコミカライズされるとのこと。アーティストはだれだろう。ジュヌヴィエーヴを可愛く書いてくれる人じゃなきゃいやよ?そして、日本語版出てくれるかしら?
 せっかくなので、この機会に原作シリーズ未訳分の翻訳(と既刊三冊の復刊)をお願いします東京創元社さま!

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2016/10/23

今日の読了本『キノの旅XX the Beautiful World』

・時雨沢恵一『キノの旅XX the Beautiful World』
 記念すべき20巻!というわけで、あとがきもスペシャルバージョンだー!
……この作者は本当に馬鹿だなぁ(称賛)
 今回収録の中では「ターニングポイント」と「宇宙編」が好き。

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2016/09/18

今日の読了本『ジャック・リッチーのびっくりパレード』

・ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』
 短編の名手らしい良作揃い。
 だけど、今回の収録作品はいつもとは若干違う印象を受けます。というのも今回はほぼ日本語初訳の作品な上に<ネタバレ防止>。

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