2019/05/24

今日の読了本『インド三国志』

・陳舜臣『インド三国志』

 狂信の弾圧者ムガル帝国の皇帝アウラングゼーブ
 山岳の戦士集団のマラーター族を統一したデカン高原の風雲児シヴァージー
 イギリスからの侵略の尖兵東インド会社
 この三者を軸にインドのムガル帝国が東インド会社を尖兵とするイギリスに膝を屈するまでを描く。さまざまな勢力の信仰と理念と欲望が入り混じる戦争の物語。
……まあ、物語としてはまったくの未完なんだけどな。

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2018/12/12

今日の読了本『力士探偵シャーロック』

・田中啓文『力士探偵シャーロック』
 ミステリマニアの小結・斜麓山とその付き人輪斗山が遭遇する数々の難事件!あとダジャレ!ミステリとしては緩めだけれど、読み物としては文句なしに面白かった。こんな出オチみたいな話なのに各話で人の善性みたいなのを示すのやめろよ!ウルっときちゃうだろ!

「きみが謝ることはないさ。呪いの化粧まわしのせいでまた犠牲者が出るとしたら、それを防ぐのはぼくの役目だからね」
相撲を取るのがきみの役目だ、と言いたかったが、口には出さなかった。

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2018/11/18

脚本家のW・ゴールドマン氏が死去「明日に向って撃て!」など

http://news.livedoor.com/article/detail/15609191/

 様々な映画の脚本で知られるウィリアム・ゴールドマンが亡くなられました。
 『明日に向って撃て!』に『華麗なるヒコーキ野郎』、『ミザリー』に『マーヴェリック』、幅広いジャンルで楽しませてくれました。
……え、『ドリームキャッチャー』も?まじで!?まじか!
 ぼくが特に気に入っている『プリンセス・ブライド』は小説も自ら脚本を担当した映画版も良い作品です。RIP

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2018/11/04

今日の読了本『絶対城先輩の妖怪学講座』11巻

・峰守ひろかず『絶対城先輩の妖怪学講座』11巻

 強大な白澤の軍団!追い詰められるチーム絶対城!ピンチにピンチにピンチが連続するそんな時、信じて飛び込んだ先で掴んだ光とは!?ヒーロー(眼帯付き)の復活を見よ!
 知名度こそ高いもののその実態が明らかではない白澤と「常に負ける妖怪」覚(さとり)と「良い思案」の取り合わせの本編は、こちらの予想を飛び越える展開にあれはそういう仕込みだったのかと驚く事幾度でありました。「賢い、賢い」
……しかし、あのトリックスター連中が手を組んでしまって日本は本当に大丈夫なんだろうか?

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2018/10/30

金庸死去

https://hk.news.appledaily.com/local/realtime/article/20181030/58854863

 武俠小説の大家として知られる小説家の金庸氏が亡くなられたとのこと。合掌。この人の作品では『書剣恩仇録』が好きだったな。

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2018/09/25

今日の読了本『女王陛下の航宙艦2』

・クリストファー・ナトール『女王陛下の航宙艦2: ネルソン作戦発令』
強大な戦力を持つ敵異星人の攻撃に唯一対抗できる宇宙戦闘艦。老練な艦長と彼を支える若き士官。戦闘の主力は宇宙戦闘機。等々、一作目の時からイギリス版宇宙戦艦ヤマトみあると思っていたが……そうきたか!一作目同様に、目新しいガジェットや斬新なシナリオプロットはないけれどキャラクターたちの絡みで読める、読む連続テレビドラマシーズン2。

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2018/05/20

今日の読了本『彷徨える艦隊ジェネシス 先駆者たち』

・ジャック・キャンベル『彷徨える艦隊ジェネシス 先駆者たち』

 『彷徨える艦隊』の数世紀前、まだ星系同盟(アライアンス)も惑星連合(シンディック)も存在しなかった宇宙開拓時代。星々を率いるべき地球は力を失い、世界に力の論理がはびころうとしている時代。それでも世界を良くしようという人たちの伸ばした手が繋がっていく物語。今回も面白かった。
 雑にいうと、それぞれの理由ではぐれ者になったけれどならず者には決してなりたくない人々による水滸伝という印象。
あと、主人公の一人ロブ・ギアリー大尉のグレイ・デス的戦闘術にちょっとニヤリ。
 ドラマの視点がほぼジョン・ギアリーに集中していてマクロな戦闘がメインになる『彷徨える艦隊』本編とはまるで違うノリなんだけど、あの世界の未来に繋がる色々が感じられて嬉しい。

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2018/04/30

今日の読了本『アルテミス』下巻

・アンディ・ウィアー『アルテミス』下巻

 タフな密輸業者ガールと仲間たちが月面都市の平和のために不可能犯罪に挑む!あと、事あるごとに溶接するよ!
 いやもう、すげぇ面白かったです。科学的・技術的解説の情報量は多いんだけど、あの軽快なウィアー節でテンポよくまとめられてサクサク読み進んでいっちゃう。

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2018/04/29

今日の読了本『アルテミス』上巻

・アンディ・ウィアー『アルテミス』上巻

 火星に取り残された宇宙飛行士の極限サバイバルを描いた『火星の人』に続く新作。今度は月面都市人の女の子が生きるか死ぬかだ!まさかあそこからこう展開するとは思わなかった。これからどうなる!?

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2018/03/08

今日の読了本『妖姫のおとむらい』

・希(まれに)『妖姫のおとむらい』

 おかしな食欲を持つ青年と妖の女の子(?)の幻想グルメ旅行記。ときに静かに、ときに激しく、希テイスト溢れる雅文調で語られる、すぐ隣にある異界の物語。多彩な形容と美しい文体に酔わされる読む食テロ。
 魔法のバブルカー・イセッタが森を駆け抜け空を飛ぶシーンのテキストがとても良い。

 星継駅シリーズに登場する映画車両「ニューパライソ」もちょっとだけ出てくるぞ。

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